無くて七癖、有って四十八癖

英語のCrisisとは、危機。のこと。
この漢字の構成をよく見ると、
Danger(危険)とOpportunity(機会)が同時にやってくることです。
カナダ人のNaomi Klaneさんという人が書いた
The Shock Doctrineという本の説明を聞いて、このことを思い出しました。
Naomiさんの本は何冊か読んだのですが、
読んだタイミングでしょうか、あんまりしっくり来ませんでした。
大地くんが教えてくれたことを聞いてて、この漢字を思い出した次第です。
ただ、この危機。
すごく理にかなっているというか、
本当の事だなぁと思うわけです。
例えば、
一つの事が気に入らないからと言ってちょっと文句を言う。
しかし、そのことが変わった事で別の事が上手く行かない事が良くあります。
具体例を言えば、
野菜が高い。
それでもレストラン経営者は買わないと料理が出せないので買う。
けど、今までの野菜屋さんじゃなくて、
もうちょっと安い野菜屋さんで買い物する。
すると高い野菜屋さんがつぶれる。
安かった野菜屋さんが、ライバル店減ったぞー。
ということで値段が沸騰する。
モノポリー。
じゃなくて、安いお店はライバル店がつぶれるのを待ってたのかもね。(利益の視点で見れば好機)
お客さんからみたら、経済の価格競争がなくなって、店を選ぶ機会を逃したよね(ある意味家計の危険)。
他の例。
親が手を出す。
子供は痛いし、今の時代に反してるぜ。と思う。
けど、親の躾ですということで、周りは目をつむる。
親がついに殴って青アザが出来た。
ついに社会がこらいかんと家から離される。
施設に入れられる。
ある意味、毒親から独り立ち出来て良かった。
世間の目は、家族と離れるなんて!
なんてかわいそうとか言われるかもしれないけど、
もう親に叩かれることを恐れる日々はなくなります。
親も、子を離されて、やっと心底反省するかもしれないし、
こっそり、子供を育てる荷が下りたって言う人もいるかもしれません。
危険と転機は紙一重。かな。
Shock Doctrineを読んでないので、
ちょっと違う事やったかもしれませんが、
何か衝撃的な事があった時、
色々と立て直すとか考え方を根底から変える機会になるかもね。

まぁ、急激な変化はわかりやすいけどストレスがかかり、でも変化が起こりやすい。
(ホメオスタシスでもとに戻りたがる事も起こりますが)
ゆっくり変化すると結果やら変化も遅くなるんでしょうね。
なんかまたゴールがずれてきた気がするので、
これ以上余計な事は書かないようにします。

締め。
”欠点や弱点は恥ではない。克服しようとしないのが恥である”
欠点や弱点を認めて前向きに生きるのも良し。
欠点や弱点を克服しようと努力するも良し。
やり方が、衝撃的で危険なほど、結果が早く出るかもね。
でも、のんびりでも克服できればええんちゃうのー。
欠点や弱点に目をつむって逃げ続けることが恥。
まぁ欠点や弱点が生活するうえで苦にならないのなら、こっそり黙っててもいいと思います。


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