カリスマはフェイクの達人

ミラーニューロンという言葉をご存知でしょうか。
知らなくても、なんとなくわかるでしょうか。
人間にはミラーニューロンというものがありまして、
有名なのは、母子の実験ですかね。
赤ちゃんがprimary caretakerから感情を学ぶのに大事な神経細胞。
子供が行動を学ぶ神経細胞。
家族が似てるのは、一緒にいる時間が長くて、
どことなく行動とか、似てくるのがミラーニューロンのお役目。
行動が似てくるとむしろ考え方まで似てきませんか?
夫婦が似てくるわけっていうのも、無意識のレベルでミラーリング(同じ行動する)が起こり、
同じ筋肉が発達するからだそうです。
そもそも、ミラーリングが、
仲いい人と一緒にいると自然と起こってたりしますし、
この人と仲良くできるかも。とか、
信頼出来そうやなって思わせるという深層心理的な現象。
いわゆるバイブスが合ってる。ってやつ。
なんかモテテクとかでありませんでしたっけ?
相手がのりだしたら自分も乗り出してみたり、
足を組んだら自分も足を組んでみたり、
真似してるとバレてると、わらけてしまう。とかでなんとでも乗り切れます。
ちなみにモテテク繋がりで、
前に、薄暗いレストランは瞳孔が開くからデートが上手く行くお手伝いをしてる。
って小ネタを披露したけど、
バックグラウンドミュージックも、
同じビートやらtuneやらを感じるので、このバイブスが同じという錯覚を起こしやすく感じることが出来るのです。
薄暗くて音楽があるレストランをぜひうまく使って下さいね。
もしくは、
あ、ここ仕込まれとる。
と私のようにかわいげのない事を考えてしまう人は、心に秘めておいてください。
目の前の相手と気分よく楽しんでみてください。

タイトルですが、
元々人間は自分を偽るのは長続きできないようになってるようで。
目の前の相手の行動をシンクロしようと意識的にして違和感を感じるのか、
自然にシンクロしてしまうような相手なのか。
相手がウソをついてる行動をシンクロするとやっぱり、あれ?なんかおかしいなって気づくのも
ミラーニューロンのおかげというか。
解りますかね?
私も、ウソつくときソワソワしたりニヤニヤしたり、ホワイトなウソも長続きできないのよね。
私とバイブスの合う人は私がいくら隠そうとしても、なんかいつもと違う、シンクロしてないなっていう
違和感を感じるんだと思います。
赤の他人に当たり障りのない話しかしないでいられるのは、
一緒にいる時間が短いとわかっているからでしょうか。
だから、フェイクを続けられる人はカリスマ性が出てくるんかな。
段々その人を信用しちゃう。
まぁ、違ったタイプのカリスマも居そうですけどね。
逆になにも考えてないとか。
なんの話がしたいのか実はわからずに書き始めたらこんなことになりました。
私の脳内マップは相変わらずのようです。

ますますひっちゃかめっちゃかにならないように締めちゃいましょう。
”敵を知り、己を知れば百戦危うからず。”(孫子)
人間関係て勝ち負けじゃないと思いますが、
詐欺師ってフェイクの達人だと思うので、
ミラーニューロンで詐欺師の被害を回避できないかなって、
急に違う視点でまとめて、結局ひっちゃかめっちゃかな回でした。


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