嚢中の錐
January 30, 2024•73 words
タイトル読める?
私は読めなかったので、
なんとなくの漢字を並び立ててネットサーチして、
のうちゅうのきり
と読むんだと学びました。
意味は、すぐれた人物は、多くの人の中にいても自然に才能が現れ目立つことのたとえ。
だそうです。
下っ端の仕事してても、一生懸命してたら才能が隠せきれずに、ほっといてもらえず、昇進しちゃうもんです。
もしくは、引き抜きされたりするもんです。
だからなんでも頑張りね。
って言われて育ちました。
私の職種は、出来る人、出来ない人に分かれ易いんです。
で、出来る人側は、早めに昇進しちゃうパターン。
ただ、現場で仕事が出来るのと、上に立つ立場って、違う仕事やと思うのです。
例えば、小学校のよく出来ると評判の先生が、
良い校長とか、良い人事が出来るという保証がない。だけ。
出来る人もいると思うので。なんとも言えませんが。
私に昇進の話が来たわけではありません。
この人なら?って思ったことがありまして。
今のお仕事のディレクターがしばらくいませんでした。
(私が今の職場に移ったとたん、ディレクターさんが辞めます。辞めたくないけど、やむを得ず。という、転職直後にドラマがありまして)
ポジション埋まらんねーって言ってたのに、
突然、ファイナリストの部のインタビューするから月曜日空けといてね。
て2週間前くらいに言われた。
ら、
ファイナリストさんは私の上司でした。
前のディレクターさんが去ってから、ずっとカバーしてたし、
このままディレクターにならないのかしら?
ってこっそり思ってたけど、
私みたいに、いやぁ。リーダーとか向いてないんすよー。
って思ってるかもしれんしね。
って思ってたんよ。
したら、やっぱりねー。
って感じよ。
昔は、気が合わない人もいたらしい。
辰年の年女って言ってました。
あぁー。
そら、気が強そうよね。勝気が結構強いかもね。
ってのもあったけど、皆の事よくわかってるし、
色々とリーダーであるということでたくさん学んだのよ。
とか言ってたし。
上司さんは、気が強めかもしれませんが、物腰は柔らかくて、
話しやすい人です。
ちゃんと現場の仕事も好きで続けてるから、
現場のしらないリーダー的な違和感?誤差?はないし。
上手く行って欲しいな。行くんやろな。
一応、昔、私自身が、中間管理職的なポジションをやってみた時があるんです。
色々と悩んだり学んだりしました。
沢山本を読んだりしてて、
リーダーに必要なことは、周りに勝たせること。
ってのが引っかかったので目標にしてたんけど、
そこに行くまでに、スタッフさんの教育とかが大変で。。。
私はどうも直感型なので、人に教えるとか上手くないんです。
基本とか最低限してくれてたら、自分のオリジナリティ出していってよいよー。
とか、
沢山質問してくれて良いよー。沢山練習しようねー。
って感じの教育してみてたけど、
それじゃぁ需要と供給が釣り合わなかったり。(教育に時間が欠けられない現場。でも教育がなければ責任問題負われる。)
上手く行きませんでしたね。
やっぱり私は陰でひっそり、
縁の下の力持ち。
的なところで細々と人の訳に立つ位置で居たいと思いました。
それを考えると、ファイナリストさんは、
周りに勝たせる。ということをしてくれてるんじゃないかしら。
今までの仕事場よりもだいぶ自由で、
たまに不安になるくらい自由にやらせてもらってるし。
またリーダーになりたいって願望はもうないけど、
上司さんからまた色々と学べるな。学びたいな。
って思いました。
ディレクターというポジションに代わっても、
嚢中の錐。
光り輝いていける人な気がします。
縁の下から応援してまーす。